2016年9月。
緑区で行われた相模原の名物を決める食の異種格闘技戦、「S-1グランプリ」。
1年目、「とろけるハンバーグ」フクヨシ
2年目「ファルファッレDEみねすとろ~ね」Café Enjoy
そして三度目のチャンピオンに輝いたのは・・・「さがみ焼きそば」!
相模原ちょい呑みフェスティバル実行委員会でエントリーした相模原の新たなご当地焼きそばがその栄冠をゲットしました。
今日は、その「さがみ焼きそば」を実際にお店でも出しているお店「天酔」に優勝記念インタビュー。
インタビューはS-1グランプリ2016を実施した「金の卵プロジェクト~シビックプライド~」実行委員長の相模原青年会議所の飯塚侑さん。
それではインタビューをどうぞ!
「相模原は深いですよね」
インタビュー:飯塚侑
「いえいえ、こちらこそ。」
●S-1グランプリ2016、優勝おめでとうございます。その後何か変化ございましたか?
「そうですね、S-1グランプリの焼きそばを食べたいって問い合わせも何件かありましたね。」
●天酔さんってお店の作られた経緯はどのようなものですか?
「私は元々ダーツバーの“ギャップス”の店長をやっていましたが、居酒屋を出したいとずっと思っていて開店しました。」
●このお店は何年くらいでしょうか?
「一年半ほどですね。」
●振り返ってみてどうでしたか。
「あっという間でしたけどね、お客さんもなかなかついてくれたのかなと自分では思っています。本当あっという間でしたね。気づいたら一年半って感じでした。」
●この辺でずっと商売していたのですか?
「そうですね。ギャップスに入ってからだと、5年、6年経ちますね。」
●そうなんですか。
「その前は一応違う所でバーをやっていたんですけど、そこはもうたたんでしまいました。どうしようか悩んでいた頃にオーナーに声をかけていただきまして。」
●オーナーとの出会いは何だったんですか?
「ギャップスにプライベートでいらっしゃるようになった時に、オーナーさんから声をかけられまして。」
●それで、ここの場所を決めて?
「そうですね、ここの場所は本当に急に決まって、やるのかっていうから、じゃあやりましょうって始めました。」
●店名の由来などはありますか?
「私は天野って名前なんですけど、私が皆様を色んな面で酔わせるという意味で、友人がつけてくれました。」
●そういう由来なんですね。天酔さんのメニューでおすすめはありますか?
「海鮮と豚肉ですね。香福豚を使った料理を提供するということで、立ち上げました。」
●一年ちょっと経ってどうですか?
「そうですね、香福豚は好評ですね。食べたお客様も美味しいって言ってくれることが多いし、私も色々豚肉食べましたけど、レベルが高いですね。」
●今回の焼きそばでも香福豚は使っていますよね。最初から香福豚と決めていたのですか?
「最初は高座豚を使いたいとお肉屋さんにお願いしたのですが、高座豚は商標を買い取られているらしく、高座豚と謳って商売をすることができないと言われました。その代わりに香福豚の話をしていただいて、じゃあ香福豚を使おうと始めました。」
●香福豚に至るまでに色々あったのですね。
「そうですね。それから物件が決まってからは早かったですね。居酒屋をやりたいとか構想だけはあったんですけど、そこから形にするのは結構急ピッチになりましたね。」
●居酒屋がやりたかった理由は何かあったんですか?
「私は元々飲食店をやっていたんです。レストランなどで働いたり、給食センターみたいなところで働いたりしていました。」
●給食センター?学校のですか?
「いえ、老人ホームのですね。その時も副業で相模大野や小田急相模原の居酒屋などで働いていました。」
●ということは今までずーっと飲食業を続けているんですね。
「そうですね、その頃の居酒屋業の経験を生かしています。」
●ずっと相模原ですか?
「そうです。地元は相模大野なんですけど、小田急相模原、相模大野のレストランや居酒屋さんでずっと働いていました。」
●じゃあ、経験年数としてはかなり長いですね。
「19歳の時から始めて、いまは42歳ですからね。人生の半分以上はやっていますね。」
●ずっと相模原でやられていると、何か感じますか?
「そうですね、繋がりとか色々でしょうか。人の温かさとか感じますね。」
●お客さんの年代は結構バラバラですか?
「若い子から50代くらいまでの人がメインです。ギャップスをやっていた兼ね合いもあり、そこからのお客さんが遊びに来てくれたりもします。」
●男性の方が多いですか?
「女性もいらっしゃいますね。逆に男性の方が、20代半ばくらいでないと遊びに来ないですね。女性の場合は先輩達が遊びに連れてきてくれる感じです。」
●この辺は飲食店や居酒屋さんが多いと思うのですが、周りとの関係はどうですか?
「皆さん仲が良いので、横の繋がりは結構あります。」
●情報交換もよくやっていますか?
「はい、ちょい呑みの関係もありますし。」
●そうですよね。ちょい呑み実行委員会をされていますものね。もう何年でしたっけ?
「もう3、4年経つんじゃないですかね。」
●橋本でもそうですが、各季節に行事を打つことがありますよね。
「橋本は結構盛り上げていますよね。」
●今凄く盛り上げていますよね。相模原だとちょい呑み以外に何かあります?
「今はやってないと思います。でも他にも色々やれたら盛り上がるんじゃないかと考えています。」
●じゃあ、今後の展望は、ちょい呑み委員会以外にも?
「なにかできたらいいなと考えています。ちょい呑みはやっていますけど、なにかもっと皆で協力してお祭りをやりたいねってよく話します。なにかしらここら辺の駅のメインの大通りを通行止めにして、大きいお祭りをやりたいですね。」
●イメージは多分皆さん持っていると思うんですよね。ただ、そこで何をやるのかが出てきにくいというか、ほわっとしているところがありますよね。
「周辺の駅でもお祭りをやっているじゃないですか。橋本や淵野辺、相模大野などでもしています。」
●相模原市なんだから相模原駅が一番盛り上がってもいいんじゃないかと思いますね。
「そうですよね、なにかやりたいですね。」
●S-1グランプリは繋げていきたいと考えています。
「S-1グランプリの価値がもっと上がればいいんですけどね。続けていかないとブランディングできないですものね。さがみ焼きそばも、福よしさんみたいに価値を上げたいですね。」
●これからのさがみ焼きそばに期待しています。
「期待してください。評判はいいんです。私が思っていた以上に数も出ますし。」
●ちなみに考案の経緯はどのようなものでしたか?さがみ焼きそばって一度がらっと変わりましたよね?
「そうなんですよ。イベントなどで出していたんですけど、苦節何年でやっとドーンって売れたのがこれだったんです。」
●紆余曲折の中、生まれたものなんですね。思い入れもやっぱり深いものがありますね。
「はい。もっと多くのイベントに出たいと考えています。」
●いろいろなイベントに出展していかないと、知名度とかが上がらないですからね。もちろんこちらも飾っていただいて。
「もちろん飾ります。こんな素晴らしいものを作っていただいて、私もびっくりしております。」
●最後にお客様へのメッセージなどがあればお願いします。
「相模原を盛り上げるって意味でも、この焼きそばが有名になり相模原の名前がいろんなところに知られていったらいいですね。富士宮焼きそばみたいに、あそこの焼きそばかというくらいの知名度になったら良いですね。そんな風になるように頑張りたいと思います。」
●さがみ焼きそばは作り方を広めても大丈夫なのですか?
「そうですね、もしそういうシステムができれば面白いと思いますね。」
●さがみ焼きそば講習会みたいなものを開いたり、認定店ができたり見たいな感じでしょうか。
「あ~面白いですね。面白いと思います。」
●一つの店舗よりも二つ、三つの店舗の皆で名前を売っていこうって。
「今うちと、“串鷹”さんの店舗で出しているんですけど、それが何店舗も出たらいいですね。」
●それもまたお店のブランディングにもなりますもんね。
「味は各店舗でオリジナリティを出してもいいのかなって思っていますし。」
●是非、今後のさがみ焼きそばを、そしてこの天酔さんの活躍を楽しみにしております。貴重なお時間ありがとうございました。
「こちらこそありがとうございました。」
<お店インフォメーション>
住所:相模原市中央区相模原2-2-12 清水ビル1F
TEL:042-851-3385
FAX:同上
MAIL:ナシ
営業時間:19:00~翌7:00(Lo 翌6:00)
日曜日19:00~翌5:00(Lo 翌4:00)
定休日:ナシ
駐車場:ナシ
ホームページ:https://tensui-sagamiha.owst.jp
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