娘の夢を紡ぐ母。

「まあさの家」というお店が津久井にあります。
童話のような外観。

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小奇麗な清潔感がある店内。
出てくる料理はどれも安くておいしくて、それでいてちゃんとオシャレ。

店主のかわいらしいおばちゃんには娘がいたそうです。
このお店は、その娘さんの夢だった、とか。

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娘さんの名前は「まあさ」と言ったそうです。
そんな優しい母の想いが詰まった素敵なお店を紹介いたします。

それではインタビューです。

「みんながみんなどんな人でもゆっくりできたら」

インタビュー:やまぐち姉妹

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●自己紹介をお願いします。

「“まあさの家”のオーナーの飯田と申します。もう、ここにきて1年と7か月ですね。障害がある娘と一緒に「こんなお店をやりたいね」って話をしていました。その後、娘が亡くなって、どうしようかなと思ったのですが、じゃあ娘と叶えられなかった夢を、自分一人でやってみようと思い、この店を始めました。この地を選んだのは、元々相模湖に何十年か前に住んでいたことがあって、娘もこちらで中学・高校を過ごし、思い出がある地だったので、お店をやるならここでやりたいと思ったからです。」

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●相模原市の青根の生まれで、やまぐちえいこと申します。5、6年前に青根の方に戻ってきて、それまでずっと都内の方にいました。前から妹と素敵なお店ができたねって言っていたんです。それで、ある時、初めて寄ってみたら、まず、オーナーさんのにこやかなお迎えに、すごく気持ちがあったかくなっちゃって。さらに、その時食べたドリアがもうすごく美味しくて。近くにこんな素敵なお店ができたなら、もう常連さんになるしかないって思いました。私も勤めているときは、友達とあっちこっち食べ歩きしたんですけど、私の中で、ここのお店が実はベストワンだと思います。全然奇をてらっていないんですけど、食事は素材の味を楽しめて、内装もオーナーの人柄も素晴らしい。オーナーさんの娘さんに対する愛がすごく伝わってくるお店だと思います。

〇同じく妹の青根出身のやまぐちせつこです。よろしくお願いします。このお店は、私の心のよりどころで、いつもほんとに癒されています。味に関しても素材の味がするので、味覚が満たされるんですよね。優しい味で、おなか一杯になる。あと、お弁当をたまに持ち帰りさせていただくんですが、揚げ物だと取りに行く直前に揚げてくれるんですよ。だから、帰って開けてもホカホカ!私はこのお店にはほんとに頑張ってほしいと心から思っています。

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●店名の由来は?

「まあさは娘の名前です。お店を作ろうとなった時に、まあさの家というのが一番に思いついたので。」

●オススメ商品、サービスのこだわりはなんでしょうか。

「オススメ商品は、全部ですね。サービスのこだわりは、安全・安心・新鮮ってところです。」

●お店をやっていてよかったなと思うことはどのようなことですか。

「それはもう出会いです。最近しみじみと思います。もちろん一番うれしいのは美味しいですねっていってくださることと、また来ますって言ってくれることです。」

●ここは、ただのレストランじゃなくて、障害者の方の就労の場を広げる場でもありますよね。

「発達障害系の障害がある中学生のお母さんが、普通の所での就労学習は難しいので学校にお話ししたらしくて、うちに2日間、就労学習に来たんです。その子は他の子たちともとても楽しく和気あいあいとしていて、別に障害を売り物にするつもりはないんですけど、そういう人達も、働いたり、遠慮せずに食事にも来てくれたりしたらいいなと思っています。」

●でも、障害のある方をひいきにしたりせずに、お客さん皆に対して平等なんですよね。

「みんながみんなどんな人でもゆっくりできたらいいなと思っているので。」

●お店の客層の男女比はどうですか。

「ちょっと前までは圧倒的に女性が多かったんですけど、最近男の方も増えてきているんです。実は数週間前の土曜日は、男の方ばっかりの時があってびっくりしました。その辺りも嬉しいですね。」

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●今後のメニュー展開を教えてください。

「今後は軽食をやってみたいと思っているんです。ピザとかキッシュとか。」

●ピザはお得意だとお聞きしたことがあります。

「昔、相模湖はピザを配達してくれなかったから、全部自分で焼いていました。あとはミートパイとかもやってみたいですね。パスタとかはもうやっているお店があるので、そこは私はやらなくて良いかなと思っています。」

〇三時に来た時に、ちょっとケーキだけじゃなくて、小腹を満たせるものがあればいいなと思っていましたのでぜひお願いします!

「でも、生地を作るのが大変で二の足踏んでいたんですが、そう言われたら、頑張らなきゃ。」

●ここでいただく揚げ物は胃もたれがしないのですが、油にこだわってらっしゃるんですか。

「太白ごま油ってご存知ですか?全く香りのしないごま油なんですけど、基本はそれを使っています。あとは、オリーブオイル、キャノーラ油ですね。だから全然違いますよね。かりっと揚がるし。揚げ物は自分で食べて気持ち悪くなるのも嫌なのでこだわっていますね。」

 

「ほんとに普通の主婦でした」

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●色々なお料理を出されていますけど、元々お料理のお勉強などはされたことがあるのでしょうか。

「全然ないですね。本当に普通の主婦でした。子どもが生まれてちょっと前くらいは、農薬のあるものを食べさせたくなくて玄米にしていた時期がありますけど。」

〇その頃からこだわりの片鱗はあるんですね。このレストランはお米も雑穀米ですし。

「あれは白米プラスなので、白米は茨城産のコシヒカリを使っています。穀物をたくさん入れると原価率が高くなるんですけどね。でもそっちの方が美味しいし身体にいいですから。」

〇お弁当は別でメニューが決まっているんですか?

「基本はレストランのメニューであればできるのですが、その時に応じてどんなものが食べたいとか言っていただければ、できるものは対応するようにしています。そこが一人でやっている良い所ですよね。だから夕飯なんかを毎日食べに来てくれている方は「別のものにして欲しい」と言ったりするので、そうしたら「じゃあ今日は鍋にする?」とかできちゃいます。一人分二人分ならなんとでもできるから、その辺は臨機応変できる良い所かなと思いますね。」

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●お店から見た、津久井はどういった街ですか。

「津久井はやっぱり緑が多くて、自然がいいですよね。空気もいいし。あと、農業に携わっている人が多いので、安く、新鮮なものが手に入ることをすごく感じます。」

●地産地消に貢献されているんですね。

「それを目指しています。津久井は農家が多い地域なので、そこで地産地消をやりたいというのもありました。」

〇お客様に伝えたい事はありますか。

「ゆっくりできる空間で、美味しいものを食べて、ちょっとでも幸せになれたらいいと思います。私もそれで幸せになれるので。あとは、もっともっと、地域の中でここを使ってほしいと思っています。使用料なんて取りませんので、勉強会をするなど、お茶を飲みながらでも気軽に使ってください。」

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<お店インフォメーション>

住所:相模原市緑区三ヶ木198-4
TEL:042-780-8682
FAX:042-780-8682
MAIL:chihoko1954@hotmail.co.jp
営業時間:11:00~19:00
定休日:日曜日、月曜日(お盆、年末年始は休み)
駐車場:4台
ホームページ:http://www.shokokai.or.jp/14/144221S0007/

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